期待しない生き方
最も楽な生き方は、人に期待しないことだと思います。
理解してもらうことを期待しない、感謝してもらうことを期待しない、親切にしてもらうことを期待しない。
最初から期待していなければ、裏切られることもない。
だから傷つくことも少ない。
私は、だんだんそんな生き方が身についてしまったのかもしれません。
みことばの光(ルカ8:40-56)
最後の問いに胸ぐらをつかまれた思いで、「あ、あります」と返事をしてしまいました。
その問いとは、「諦めていることや、期待しないと決めていることがあるか」というもの。
死んでしまった12歳くらいの娘、12年間も病に苦しんできた女性。
諦めるのが普通。期待しないのが当たり前の状況でした。
でもイエス様は、彼女たちに、その家族に、何が必要かを知っておられました。
主に不可能はない、と口では言い、頭では理解したつもりが、まだ裏切られることを怖がっているのでしょうか。
裏切られる、というよりも、自分の思い通りにはならないだろうという予測があるために、本当の必要を知っていてくださる主にゆだねることができない、そんな闇の中にいるのだと思います。
結果がどう出るかわからないけれども、まかせる、信仰にはそのような面が確かにあります。
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