生死に関わる問題
ある本を読んでいたら、こんなことが書かれていました。
「宗教に関して、部外者はひとりもいません。神が語られることばを、全ての人が聞かなければなりません。これは生死に関わる問題なのです。」(”Biblical Preaching” Haddon W. Robinson)
これは、聖書から説教をする人は、相手にわかるように伝えなくてはならない、という文脈の中で書かれたものです。
CS(教会学校)では、子どもたちに聖書のお話をしてきました。
相手が幼児だったり、小学生だったりするので、「わかりやすく」は心がけていましたが、「生死に関わる問題」「生きるか死ぬかの大問題」とまで考えたことはなかったように思います。
相手が誰であっても、ほんとうはそのような危機意識を持つ必要があるのだと、少しショックを受けました。
また、福音を語る、ということだけでなく、教会を訪れる人、電話で問い合わせをしてくる人、教会のホームページを見る人、すべての人に対して、私たちはそれほどの責任があるということを思わなくてはいけないのではないでしょうか。
教会の各種の案内や受付やプログラムのわかりやすさ、応対の仕方、何をとっても、実は「生死に関わる問題」につながっているかもしれません。
自分で気がつかずに、誰かをつまづかせてしまったこともありそうです。
そういったことに十分に敏感になれたら、と思います。
- 体調が悪いとき
- 主の弟子であること