パスワードの管理とデバイス間の共有で一歩
「覚えやすい」「同じ」パスワードを使い回し…などという危険な状態が少しあったため、気になっていたのを解消することにしました。ついでに、Windows PC、Mac、iPhoneで同じものを使えるようにしたいと思い、先人の足跡をたどりつつ、やってみました。ちょっとだけ前進です。
これまでパスワードは ID Manager というソフトで管理してきました。
今回は、この ID Manager のデータを KeePass に移します。
Windows PC で作業して、ダウンロードが必要なものが4つありました。
1.KeePass
2.KeePassを日本語化する言語ファイル
3.IDM2KeePass (ID Managerのファイル形式を変換)
4.インポート用プラグイン Variousimport
【はじめに】 ID Managerのデータをエクスポートして保存します。
XMLファイルです。
1.KeePassをダウンロード
Classic Edition KeePass 1.27、自分のパソコンで使うのでInstallerと書いてあるほう。
インストールはすんなり。(ただし日本語の選択肢がなく、英語で。)
データベースを作りました。
2.日本語ファイル
このjapanese.lngファイルは、KeePassがインストールされているフォルダに入れます。
私の場合は C:\Program Files(X86)\KeePass Password Safe
3.IDM2KeePass こちらのページの下の方にダウンロードのリンクがあります。
ダウンロードしたexeファイルをダブルクリックで起動します。
シンプルなインターフェイスですね。
「変換」を押し、ID Manager からエクスポートして保存しておいたデータファイルをXML形式に変換して保存し直します。(後で他のデバイスから読み込むため、保存先はDropBox)
4.最後に、KeePassでデータをインポートするのですが、そのままではXMLの読み込みができないので、インポート用プラグイン Variousimport を使うというわけです。
このプラグインを先ほどの言語ファイルと同じところに入れて、KeePassの「ファイル」>「インポート」>「1.x XML File」でインポートしてできあり。
【iPhone】 MiniKeePass — Secure Password Manager
パスワードの自動入力はできないようですね。
保存済みのデータを読み込みたいのですが、アプリからではなく、DropBoxでデータファイルを開きます。(あ、開けませんね)
しかしここで慌てず、左下の矢印から行動を起こします。
「このアプリを開く…」をタップして
MiniKeePassを選択すると、データベースの一覧に追加されました。
【Mac】 KeePassX
こちらもパスワードの自動入力ができないようです。
自動入力を可能にした Global Autotype for OS X というのを試しましたが、「発行元が不明なため開けません」と言われて、まあいいかとあっさり引き下がりました。
調子に乗って、全く覚えられないパスワードをたくさん生成してしまったので、自動入力がない場合は、コピーになりますが、しばらくこれで使ってみます。
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