「結果を出す人」のノート
疲れて眠くなってしまったので、ちょっとひと休み、本を読み始めました。
わくわくの連続、一気に読んで、いつのまにか眠気も覚めていました。
『「結果を出す人」は、ノートに何を書いているのか』 美崎栄一郎著 (Nanaブックス)
基本的にノート本や文具本は好き。
それにしても、この本は、共感しつつ、「あー、そうか!」「これ、やってみよう」という小さな驚きに満ちていて、さあ、文具店に行ってこよう、と行動を起こさせるものがありましたね。
実際、電話代の支払いや買い物に行かなければならないのに面倒でだらだらしていたのが、本を置くやいなや、出かける準備を始めたのだから・・・。
表紙もいいのだけれど、開いたところに、この本が提唱する方法である3種類のノートのいろいろをそれぞれ1ページに整然と並べて紹介しています。
メモノート、母艦ノート、スケジュールノート。
あ、これ知ってる、使ってる、こんなのもあるんだー、もうここからはまりこんでしまいました。
まず、いいなと思ったのは、「読書は「A書評」でまとめる」ということ。
Aは、アクションのA。
本は活用しなければ意味がない。本の内容を自分の仕事の中ですぐに使う。
具体的なやり方は自分流でいいと思うのだけれど、この考え方は大切です。
それから、スケジュールノートに書き込んだ予定がずれたとき、どうするか。
「貼ってはがせるラベルを使う」・・・そうかー。
今まで、書いたものを消して書き直すと、なんだか汚くなるし、面倒だし、ふせんを貼ってみたものの、ひらひらして使いづらいし、とれやすくて困っていたのです。
残念ながら、近くの文具屋さんにはこのラベルは売っていませんでした。
一般に、メモ用紙といえば「ロディア」のような風潮があるのだけれど、私はどうもロディアの罫線をうるさく感じてい、ました。
この本を読んでうれしかったことに、美崎さんも「どうしてもこの外国製の濃すぎる罫線の色や真っ白の紙色が書きにくく・・・」と言っているのです。
仲間ができたようでうれしかった。
新しい職場で、早くそこの仕事を理解し、馴染む方法として、「必ず電話に出て、自分のノートにメモをとる」というのがありました。
もちろん他の人への電話の場合は、電話メモに書き直して渡す。
電話に出ることは私も実践して効果を体験しました。でも、まず自分のノートに書く、ということまではやっていませんでした。
機会があったらやってみたい。
(電話に出るのはいいのだけれど、海外から英語でかかってくる電話はドキドキでしたね・・・)
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