図で考えるとすべてまとまる
『図で考えるとすべてまとまる』村井瑞枝著(クロスメディア・パブリッシング)
それほど重量もなくかさばらないので、電車の中で読みました。
この本は、まず表紙がきれいですね。
シンプルで品がいい。
こういう本は、書棚に置いてもうるさくなくて歓迎です。
開いてみると、またまたすっきり、整然と文字や図が配置され、ほどよい余白があって見やすい。
図を使って説明するための入門書のような位置づけになるかと思いますが、はじめて手に取るときの入りやすさ、読みやすさ、もちろん、内容もキチンと整理されていて、入門書として好感の持てる本です。
前半は、図を使うことのメリット、図の種類と用途が簡単に説明されていて、後半、実際の仕事の中でどのように図を使っていくか、物語風に展開されて、最後の章では、ではやってみましょう、という感じで、ワード、エクセル、パワーポイントの特性から、色や配置、フォントの使い方まで、気をつけるべき点があげられています。
この本の構成そのものも、自分が誰かに何かを教える時の参考になるなあ、と思いつつ読ませていただきました。
そう言えば、私は中高生だった頃、勉強のためのノートはまさに図だらけでした!
いつでもどこでも12色の色鉛筆と蛍光ペンを持ち歩き、授業のノートはもちろん、テスト前、入試勉強のノートもすべて図解(しかも、カラフルに)していました。
図がないと頭に入らないくらい思考力がなかった・・・。
でも、結果オーライで、大学入試の頃は、「どこでも好きな大学を受けなさい」と先生に言われるくらい、学力で苦労することはありませんでした。
やっぱり図の力は強大です。
- 「結果を出す人」のノート
- 成長すること(2)