神様のふところに
あおのしんがいなくなって二日目。
まだまだ涙があふれてきます。
まして、子どもをなくした親の気持ちはどれほどだろうと思いながら過ごしていました。
ある人から、「自分を責めないで。神様があおのしんをとられたんだよ」と言われました。
「神様がとられた」というのは聖書の表現で、少しわかりにくいかもしれません。
「神様が、みもとに呼び寄せられた」と言い換えたらよいでしょう。
だから、あおのしんは、今は神様のふところで、神様にお話ししている、と。
そのイメージを思い描くことで、少し気持ちが楽になりました。
私の父は、洗礼は受けていませんが、イエス・キリストを信じる、と告白して、亡くなりました。
半年の間、毎晩、父の夢を見ました。
はじめのうちは、末期がんの病床の父、病んでいる父の夢でした。
それが、だんだん、夢の中では元気になって、今はもうすっかり昔の父になって、人生のアドバイスをしてくれます。
私の悲しみがいやされるプロセスを夢でたどれるのがおもしろいですね。
そして、いつかまた会える。希望があります。
時間はかかるけれど、悲しみはいやされる。
父もあおのしんも、神様のふところにいると知れば、悲しみの中に希望を見いだすことができるんだなと実感しています。