光の季節
冬至に向かって、昼の時間がどんどん短くなってきました。
朝5時、6時は、まだ夜のように暗く、夕方になると一気に闇がしのびよってきます。
その代わり、街路樹はきらきらと光に飾られ、お店や住宅の窓からは暖かそうな光が漏れています。
闇と光。
暗いからこそ、光が喜びの度合いを増します。
商店街でのテレビの取材で、「今年一年を漢字一字で表すと?」と聞かれて、「苦」と答えている人がいましたが、美しく輝く光を見ながら、来年こそは、と希望をつないでいるのでしょう。
一方で、クリスマスの季節は、希望を失い、孤独を深め、自ら命を絶つ人も普段より多いと聞きます。
ここにも闇と光の対照があります。
闇の現実から目を背けることなく、光を共有することのできる社会にしていきたいですね。
- 豪華な食卓
- 3万人の命に