ビジネス書もどき?
悪口というものはどうして楽しいのだろう。
ビジネス書ブームに便乗したと言っていいかもしれませんが、この本、ちょっとおもしろかったので・・・。
事典というだけあって、細かくしっかりと分析されています。
(私は細かく全部は読んでいませんが・・・)
表現の仕方はさておき、常識的だと思いました。
私自身は、ナポレオン・ヒルはそもそも「ぎらぎら」しすぎているように感じて、最初から読めません。
『7つの習慣』はいいと思いました。
その他、「もどき」として批評されている本のほとんどは、これまで、著者、書名、目次を見て、手にはとってみても読む気にはならなかったたぐいのものでした。
(それが普通の感覚なんだ思いますが・・・なぜこれらの本が売れるのか?)
付録「あのベストセラービジネス書を採点する」では、良い点もあげて評価されており、意見が合うところもありました。
それにしても編集者の方々は、何を思って書名を決めているのでしょう。
「~するだけで~できる」系、多いですね。
そんな簡単なことなら、すでに誰でもやってると思う。
そう考えると「~するだけで~できる」系の胡散臭いキャッチフレーズのおかげで、「信じるだけで救われる」という真理までもが遠ざけられてしまっているのでは、という気もしてきます。
福音を提示するしかたも、相手にきちんと届くように考えていかなければと思いました。
「信じるだけ」と簡単に言っても、いのちがかかっていることだし、いのちをかけるほどのことなのですが。
- 目玉焼き
- 配慮の問題