みことばの賛歌
旧約の詩篇の中で最も長い119篇。
みことばの賛歌として知られ、愛されているものですが、あらためて読んでみると、作者は、たいへんな困難の中にいるようです。
迫害に遭い、悲しみの涙を流し、苦難と窮乏が襲いかかります。
そのような状況の中での、神のことばへの信頼であるということを、今まで深く考えてこなかったように思います。
この作者は、真夜中に起きて、神の正しいさばきについて感謝し、夜明け前に起きて、神のことばに思いを潜めます。
私も今、睡眠障害が病気の域に入ってしまって、真夜中に目が覚め、新聞配達のバイクの音を聞くともうすぐ朝だとほっとするような日が続いています。
そんなときに、主よ、と呼び、神さまのことを思うけれど、ここまで神のことばを慕い、待ち望んでいるだろうか・・・。
「苦しみに会ったことは、私にとってしあわせでした。
私はそれであなたのおきてを学びました。」(71節)
苦しいから見えてくるものがある、理解できることがある、ほんとうにそう思います。
「もしあなたのみおしえが私の喜びでなかったら、
私は自分の悩みの中で滅んでいたでしょう。」(92節)
苦難を生き抜く秘訣は、神のことばを喜びとする決心をし、実行すること。
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