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A Ray of Hope

この一ヶ月というもの

またブログを書かずに一ヶ月以上が過ぎます。
3月後半からは、ほんとうに体調が悪くて、動けない、起きていられない日が多かった。
持病のようなものだから仕方がないのだけれど。

「未曾有の大震災」が起きて、あれやこれやと情報が飛び交う中で、仕事上、知恵と時間をつぎ込み、できることを一生懸命考えてきました。
でも正直なところ、無力感や罪悪感を感じずにはいられませんでした。
伝わってくる「情報」は多いようでも、実際には限りがあります。
私は実際に被災地に行くことも被災者の方に会うこともできなかったけれど、もし行くことができたとしても、すべてを知ることは不可能です。
この震災でどれだけの地域で、どれだけの被害があり、どれだけの人が苦しんでいるのかを把握することはできないのだなあと、今になって思います。
サバイバーズ・ギルトというのは、被害に遭ったけれども生き残った人が感じる罪悪感だと言われます。
被災していない私たちが感じる罪悪感とは全く質が違うのだろうけれど、テレビやネットを通じて聞こえてくる被災地の現状や被災者の方々の苦しみを思うとき、「私はいったい何をやっているんだろう」と情けなく、つらい気持ちになってしまいます。
支援活動はチームでやっているので、本来ならコミュニケーションをよくとり、ひとつになって動いていくべきなのだけれど、焦りや不信感が生じることもあります。
これも災害によるストレス症状の一種に違いありません。
そう気づいたら、やり過ごすか、くぐり抜けるかして、前向きにならなければならないということも分かってきました。

そもそも私たちのような小さなグループには、何トンという物資を被災地へ運んだり、炊き出しをしたり、政府を動かしたり、などという力はありません。
津波で破壊された地域へ直接物資を届ける術も持ってはいません。
それができないからと言って罪悪感を感じるのは筋違い、傲慢でさえあります。
大きなことはできないけれど、細々とでも長く続けていける支援の形を作っていきたいと思います。

ちなみに、今回の支援活動で生まれたキャラクターは、このターシャ。
実は一日足らずで描いたものだから、少し雑なところがあるのだけれど、この子と一緒に活動をしていきたいと思います。

HFI くれよんプロジェクト

例年、5月の連休は、洗濯や掃除などの家事と、仕事のための勉強に充てているのだが、今年は娘の衣類の片付けをしました。
未開封の衣類は日本の被災地へ、新しいけれども札の着いていない夏物はフィリピンのスラムへ、と振り分けます。
もったいないのは、札は付いていないけれど比較的新しい冬物。
うちの娘もほとんど知人のおさがりなどで育ってきたから、知り合いのお嬢さんにもらってもらう、というのがいいのだけれど、残念ながら今は心当たりがないのです。
新しい人間関係を開拓しなければ。
ほとんど使っていない辞書や参考書もありました。
これは被災した中高生に使ってもらえたら、と思っています。


A Ray of Hope
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