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A Ray of Hope

サンタクロースっているんでしょうか

サンタクロースはいるか。
クリスチャンの間では、大きく意見が分かれるところです。

「サンタはいない」派の主張はもっともだと思います。
たとえば Thinking About Santa (Desiring God Blog)
・子どもは、おとぎ話を信じる必要はない。
・神こそを十分に知るべきである。
・サンタと聖書の神を混同してしまう危険性がある。

このようにして子育てをするクリスチャン家庭は多いでしょう。

私は、と言えば、「サンタはいる」派です。

今日の朝日新聞8面に、あの有名な「サンタはいる」という社説について書かれたものがあります。
19世紀末、ニューヨークに住む8歳の少女が、新聞社宛に手紙を書く。
「サンタはいるんでしょうか」
ニューヨーク・サン紙は、社説で答えます。
「サンタはいる。愛や思いやりの心があるように、ちゃんといる」
「真実は、子どもにも大人の目にも見えないものなんだ」
朝日新聞の記者は、こう結んでいます。
「サンタはいる、そう書ける新聞でありたい、と思う」

この本は、私と娘の愛読書です。

確かに、サンタクロースと神さまの区別や関係を理解させることに、気は遣いました。
でも娘は娘なりに、混同することもなければ、聖書の神さまを理解することの邪魔にもならなかったように思います。

どの子どもにも、いつか、やっぱりサンタはいない、と思う日がきっと来るでしょう。
けれども、その子のこころに作られたサンタの部屋は、温かいもの、愛や思いやりや優しさがいっぱい詰まっているはずです。
そんな子どもは、精神的におとなになったとき、神さまの愛を素直に受け入れる素地ができているのではないでしょうか。
そして、また「やっぱりサンタはいるんだ」と気がつく日が来るのです。

必ずしもサンタを閉め出す必要はない、と思わせてくれる本が、賀来周一先生の「サンタクロースの謎」です。
先生の講義を受けたときに、ご自身からこの本を紹介されて、読みました。
人への優しさや思いやりにあふれた本だと思います。
一読をお勧めします。 


A Ray of Hope
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